エネルギー
ごみ焼却発電施設
廃棄物を燃やして衛生的に処理すると同時に、大切なエネルギー資源として発電する施設です。
ごみ収集車でごみピットに集められたごみは、焼却炉のストーカと呼ばれる燃焼装置の上を移動しながら燃やされて灰として排出されます。燃焼で生じた排ガスのエネルギーはボイラで蒸気として回収し蒸気タービン発電機で電気を作ります。発電された電気は施設の外へも送られます。
当社グループは世界のリーディングカンパニーとして、数多くの施設を納入しています。
特長
- 処理能力の世界シェアNo.1(2014~2023年)
- 世界最大級の施設(1,890,000 t/年)の納入実績
実績
国内実績
1965年(昭和40年)に第一号施設を納入して以来、国内のごみ性状に合わせて改良を重ねてきました。
- 旧大阪市西淀工場
- 竣工:1965年
処理能力:400 t/日(200 t/日×2)
発電能力:5,400 kW(2,700 kW×2)
- 大阪広域環境施設組合
東淀工場 - 竣工:2010年
処理能力:400 t/日(200 t/日×2)
発電能力:10,000 kW
- 東京二十三区清掃一部事務組合
杉並清掃工場 - 竣工:2017年
処理能力:600 t/日(300 t/日×2)
発電能力:24,200 kW
海外実績
当社グループは、全世界にごみ焼却・発電施設を納入しています。国内556施設+海外1014施設(ライセンシー実績含む)、の1570施設をこれまでに受注しました(2024年8月現在)。
- 湖南省浦湘生物能源股份有限公司(中国)向けごみ焼却施設
- 竣工:2018年
処理能力:5,100 t/日(850 t/日×6)
発電能力:100,000 kW
建設:カナデビア株式会社
- Ferrybridge MFE 2 Limited(英国)向けごみ焼却施設
- 竣工:2019年
処理能力:566,000 t/年(2炉)
発電出力:68 MW以上
建設:Kanadevia Inova AG
関連技術
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