DX 取り組み事例
リモートラベル
チェックサービス


背景
- ・精肉の食品加工センターでは、食材を盛付・包装した上で、商品ラベルや値付けラベルを貼る工程があり、中身種類(牛や豚)や用途(こま切れや切り落としなど)の種類に応じて、正しい商品ラベルを貼付ける必要があり、また多品種少量生産のため、作業者のヒューマンエラーや業務負担大となり、間違ったラベルを貼付して出荷してしまう商品事故が発生していた。
課題
- ・品種変更のたびに中身種類は正しいか、正しいラベルが貼られているかを作業者が目視で確認するが、その際のヒューマンエラー対策と業務負担軽減の課題があった。また、中身種類は、熟練者でないと見分けがつかないため数年のトレーニングが必要。
対応
- ・AIによる画像判定システムを開発
- ・食品加工センター側は、タブレットと管理PC、AI.TEC設置のサーバでリモートAI判定する「リモートラベルチェックサービス」を開発・サービスを開始
データ
- ・精肉パッケージの画像データ
成果
- ・新人や外国人労働者などでもすぐに食品加工センター業務に従事できる
- ・画像の記録により、万が一の場合でもトレーサビリティが可能