Kanadevia株式会社
JP EN

DX 取り組み事例 ごみ焼却発電施設
「燃焼予測による効率化」

ごみ焼却発電施設「燃焼予測による効率化」
ごみ焼却発電施設「燃焼予測による効率化」
背景
  • ・現在のごみ焼却施設では、運転員の人材確保が難しく、
    特にごみ焼却技術を持つ熟練運転員の確保はさらに困難な状況である
  • ・施設の運営を効率化し、運転員の労力を軽減させるための省力化・省人化が求められている
課題
  • ・焼却炉に投入されるごみは多種多様で、その質が均一ではないため、燃焼の変動が発生する。従来の自動燃焼システムでは、熟練運転員が常に炉内の画像やプロセスデータを監視し、必要に応じて運転パラメータを変更するなどして、ごみ焼却炉の安定稼働を実現している
対応
  • ・自動燃焼制御の高度化
  • ・AIを利用して数分先の燃焼状態を予測し、運転員の代わりに運転パラメータの変更や運転サポートを行う。
データ
  • ・炉内燃焼状態の画像データ
  • ・燃焼プロセスデータ
成果
  • ・燃焼の安定性向上によるごみ発電の安定
  • ・運転員の作業負荷軽減

今後の課題

より安定した燃焼を目指した、更なる精度の向上、旧施設への展開、AI運用、保守体制 など