DX 取り組み事例
管端溶接部の
フェーズドアレイUT検査
システム
kantanPAUT®
プラントで使用される熱交換器の管端溶接部の検査にフェーズドアレイUTが適用されています。
多数の管端溶接部の欠陥有無を判定するため、検査員は100万枚以上の管端溶接部のスキャン画像を確認する必要がありました。
そこで当社では、ディープラーニングによる画像の異常検知技術を活用し、欠陥有無を自動で判定するシステムを開発しました。これにより、判定時間および検査コストの大幅な低減や検査員の負担軽減によって、管端溶接部の全数検査ができる実用的なものになりました。また、競合他社製品の検査やプラントメンテナンスの参入など新しいサービスを創出しました。
今後はPaaSなどのクラウドサービスを活用し、さらに製品・サービスの価値を高めていきます。